医薬品情報

スルピリド

薬剤名

スルピリド

概要

・少用量:胃・十二指腸潰瘍、中用量:うつ病・うつ状態、高用量:統合失調症に用いられる

代表的な商品

ドグマチールカプセル/錠/細粒

構造

分類

精神・情動安定剤

作用機序

<胃・十二指腸潰瘍>
胃粘膜の血流を改善することによる抗潰瘍作用
末梢D2受容体遮断作用による消化管運動促進作用

<統合失調症、うつ病・うつ状態>
ドパミンD2受容体遮断作用により統合失調症の陽性症状を改善するとともに抗うつ作用を示す

適応症

胃・十二指腸潰瘍
統合失調症
(終始経口投与例において総合効果:やや有効を含めると62.0%)
うつ病・うつ状態
(経口剤の総合効果:やや有効を含めると77.7%)

禁忌

・本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
・プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍の患者
・褐色細胞腫の疑いのある患者

相互作用

<併用注意>
QT延長を起こしやすい薬と併用することでよりQT延長が起こりやすくなる

本剤の制吐作用によりジギタリス中毒をマスクすることがある
抗ドパミン作用を有する薬との併用で抗ドパミン作用が増強することがある
中枢抑制薬の中枢抑制効果を増大させる可能性がある
ドパミン作動薬の効果を減弱させる可能性がある

副作用

1)主な副作用
月経異常、乳汁分泌、女性化乳房、不眠、眠気、めまい、口渇、胸やけ、悪心、嘔吐、倦怠感など

2)重大な副作用(初期症状)
悪性症候群
(じっとして動かない、筋肉のこわばり、ものが飲み込みにくい )

・痙攣
・QT延長、心室頻拍
(胸痛、動悸、息切れ)
・無顆粒球症、白血球減少
(のどの痛み、頭痛、発熱 )
・肝機能障害、黄疸
(全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる )

補足

作成日:2020/11/7
医薬品を使用する際には、必ず最新の情報を添付文書で確認するようにしてください。

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